呼吸器外科

ご挨拶

医学分野の中で、呼吸器領域は最も幅広い分野の⼀つです。中でも肺癌は、癌の死亡原因第1位に挙げられます。肺癌は患者数が圧倒的に多いと同時に、治癒が困難な病気です。例えは臨床病期4期肺癌は、⻑らく治癒は不可能とされていましたが、近年、分⼦標的治療や免疫チェックポイント阻害剤を中⼼とした新規治療法の開発により、⼀定の割合で治癒を⽬指せる時代となりました。我々は、⼿術をはじめ、細胞傷害性抗癌剤、分⼦標的剤、免疫チェックポイント阻害剤、放射線治療、緩和ケアといったあらゆる選択肢の中から、患者さんにベストな医療を提供すべく、⽇々頑張っています。我々と共に前進してくれる若い⼒に期待しています。

副部長野尻 崇

研修の特徴

呼吸器科専攻医の研修は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や間質性肺炎などの⾮腫瘍性疾患と、肺癌や悪性胸膜中⽪腫などの呼吸器系悪性腫瘍に対する診断及び治療が挙げられます。中でも肺癌は最も多く、年間100例以上の新規患者さんが来院され診断及び治療を受けられます。⼿術を中⼼に、胸腔ドレナージ治療、気管⽀鏡検査、抗癌剤治療、放射線治療及び緩和ケアなどを⾏っています。気管⽀鏡検査(気管⽀鏡下⽣検が中⼼)は年間約50件、胸腔ドレナージ治療は年間100件以上⾏っています。当院では、呼吸器科医師を中⼼に、臨床腫瘍科、放射線科、緩和ケア科、看護師などのコメディカルスタッフが参加する呼吸器合同カンファレンスを定期的に開催し、患者さんに合った診断及び治療プログラムを決めています。なお、専⾨医の円滑な取得に向けて、希望に応じ、プログラム基幹病院である⼤阪⼤学⼤学院医学系研究科呼吸器外科学及び呼吸器・免疫内科学と連携し、その連携施設及び関連施設(多くが⼤阪府内)でさらに多くの症例数を経験することが可能です。⼤阪府内の⼤規模病院で研修をご希望の際は、いつでもお気軽にお問い合わせください。

概要・実績

在職医師

特任医長 東山 聖彦 -日本外科学会 専門医・指導医
-呼吸器外科専門医認定機構 専門医
-日本胸部外科学会 指導医
-日本呼吸器外科学会 指導医
-日本呼吸器学会 専門医・指導医
-日本外科感染症学会 ICD
-日本胸部外科学会評議員
-関西胸部外科学会評議員
-日本呼吸器外科学会評議員
-日本臨床外科学会評議員
-近畿外科学会評議員
-日本肺癌学会 特別会員
-日本石綿・中皮腫学会特別会員
副部長 野尻 崇 -⽇本外科学会 認定医・専⾨医
-⽇本呼吸器外科学会 専⾨医

症例数

  • - 外来患者数 延べ2500名程度
  • - ⼊院患者数 延べ4000名程度
  • - 平均在院⽇数 14-15⽇

(2018年実績)

症例数

主に、⽇本呼吸器学会、呼吸器外科学会、外科学会、胸部外科学会、肺癌学会などを中⼼に学会発表・参加しています。