麻酔科

ご挨拶

今回の「部⻑メッセージ」記載にあたって、20数年前の私がなぜ⿇酔科を志したのか考えてみました。
当時思っていたのは、⽣命を維持していく上で最も重要と思われる呼吸と循環に関与できること、各診療科の中でも当時から業務の分担が⽐較的はっきりとしていたこと、そして何より魅⼒的に思えたのは若⼿の⿇酔科医が術中年上の執⼑医と⼿術について対等に話をしているのをみて早く独り⽴ちして⼀⼈前になれそうな気がしたことでした。今思うと妥当な⾯もあるし、誤解もあったようです。

⼿術室内の⿇酔業務は、単独で⾏う場合がほとんどです。私もかつて⿇酔は独りバラバラで⾏うものだと思い込んでいました。ある時あるきっかけで赴任したところで、⾃⽴した⿇酔科医がお互い補い合い、助け合うことを経験し、⿇酔科の業務はチームで⾏うものなのだと思い知らされました。

当センターでも⿇酔科内に限らず、他科、他職種の⽅々とチームで周術期業務を⾏える⿇酔科医となれるような研修を⽬指したいと考えています。

部長⼭⽊ 良⼀

研修の特徴

当センターで⼿術を⾏っている診療科は、従来は外科(消化器、呼吸器、乳腺、⼩児)、脳神経外科、泌尿器科、整形外科、産婦⼈科、⽿⿐咽喉科、形成外科、眼科、⼝腔外科でした。昨年より⼼臓⾎管外科が設置されたことで、特殊な新⽣児、乳幼児症例などを除くほとんどの分野の症例を当センターで経験することが可能となりました。

安全な周術期管理を第⼀に考え、当センターでの業務に習熟するまでは緊急時を含む⿇酔の導⼊、終了時は⿇酔科スタッフが指導にあたります。

また、これも昨年改修され、拡張したICUでの集中治療研修を⾏うことも可能です(現在⿇酔科は、週1回当直業務を交代で担当しています)。希望があれば、当院緩和ケア内科での研修や、奈良県⽴医科⼤学⿇酔科の研修プログラムに則ったペインクリニック研修、専⾨施設での⼼臓⿇酔や⼩児⿇酔の集中経験も検討しています。

概要・実績

在職医師

副院⻑ 熊野 穗⾼ -⿇酔科標榜医
-⽇本⿇酔科学会 ⿇酔科指導医
-⽇本集中治療医学会 集中治療専⾨医
-奈良県⽴医科⼤学 臨床教授
-兵庫医科⼤学 臨床教育教授
部長 ⼭⽊ 良⼀ -⿇酔科標榜医
-⽇本⿇酔科学会 ⿇酔科指導医
副部長 ⽥⼭ 準⼦ -⿇酔科標榜医
-⽇本⿇酔科学会 ⿇酔科専⾨医
医員 榎本 純⼦ -⿇酔科標榜医
-⽇本⿇酔科学会 ⿇酔科認定医
専攻医 松本 真理⼦

症例数

⿇酔科管理症例数 3214例
うち全⾝⿇酔症例 2886例

(2019年実績)

学会・研究発表

学会
  • - ⽇本⿇酔科学会
  • - ⽇本臨床⿇酔科学会
  • - ⽇本集中治療医学会
研究発表
  • - 腹膜炎由来の敗⾎症性ショックに対するエンドトキシン吸着療法の効果:過去8症例の検討
    (第46回⽇本集中治療医学会学術集会:京都)