先輩の声
臨床研修医
2019年卒 兵庫医科⼤学
⻄村 裕貴
なぜこの病院を選んだか。
市立東大阪医療センターは診療科が多く、救急科で3次救急まで研修することができ、救急外来の患者数も多く、神経内科では変性疾患の症例も多く、様々な症例を数多く経験することで多くのことを学ぶことができると思いました。学生の時、市立東大阪医療センターで研修した際にひとつひとつを熱心に丁寧に指導されている指導医の先生方と、積極的に学ぼうとする先輩方の姿を見て、この病院で研修すればよりよい初期研修を送ることができると思い市立東大阪医療センターを受験しました。
この病院で良かったこと
上級医の先生方は皆さん優しく、基礎的なことから、専門的なことまでひとつひとつを丁寧に優しく教えてくださります。他科に関することであってもわからないことや相談事があればすぐに伺うことができる雰囲気です。見て学ぶだけの受動的な研修生活ではなく、実際に器具に触れ自分の手で手技や処置をする能動的に考える様な研修生活を送っています。救急外来の患者数が多く大変と思うことはありますが、様々な症例を経験することができ、日々充実した研修を送ることができています。また、研修医の数も多すぎず、少なすぎずほどよい人数でお互いに切磋琢磨できる点も良いところと思います。
臨床研修医
2019年卒 奈良県⽴医科⼤学
荒⽊ ちさと
なぜこの病院を選んだか。
市立東大阪医療センターでは救急搬送件数が多く、症例内容も豊富です。救急搬送は年間6000件程度もあり、上級医の先生とともに初期対応をすることで多くの学びを得られます。自身の進路希望科以外にも幅広く初期対応をご指導頂ける環境は研修医としてとても充実したものでしょう。学生時代に数度病院見学でお世話になり、当時の先輩方の自立した姿をみて自身もこの病院で学びたいと思いました。もちろん救急は忙しいですが、翌日は通常業務を早退しon・offがしっかりしていますので、無理なくしかし、豊富な症例を学べるのも、成長できる環境だと思っていたので決め手となりました。
この病院で良かったこと
入職当時は分からないことが多く、右往左往の毎日でしたが上級医やレジデントスタッフ、また看護師さんや技師さんなど多くのスタッフの方々に支えられ現在まで楽しく働くことが出来ています。当院は手技の数も多く、模型などを使ってしっかりご指導頂いた後、頑張り次第では実際に処置を経験させて頂けます。現在私がローテートしている消化器内科では上級医が練習に何度も付き合ってくださり、その後内視鏡を実際にさせて頂けました。それにより反省点も見つかり日々成長出来ていると感じる毎日です。”やってみて分かること”も多くこの様な環境で学べることはとても貴重だと感じます。
専攻医
2018年卒 ⼤阪⼤学
福島 菖⼦
研修医として過ごした当院での二年間
5回生の頃からこの病院で働くことを目指し、その目標を達成してから2年という節目を迎えました。この2年間で、外科・内科ともに手技をしっかり学ぶことができただけではなく、学会発表の機会も多く、研修医として充分な経験を積むことができました。月5、6回の救急外来の当直業務もありますが、翌日の朝に各科の指導医が集まるカンファレンスで症例を振り返る場が設けられており、多方面からアドバイスを受けることができます。2年前の春には医師として働くことに不安でいっぱいでしたが、それでもこうして仕事を続けてこられたのは、仕事では厳しく真剣に接し、且つオフでは気さくに付き合ってくれる同期や先輩、後輩がいたからこそです。彼らと一緒に仕事ができたこの二年間は、わたしのかけがえのない宝物です。
専攻医研修も当院を選んだ理由
近年、医学部の女性受験生に対する得点操作が明らかになった際、女性医師は臨床医として活躍が見込まれないなどと言った言説が見られました。しかし当院には、もちろん男性医師と同等に仕事に打ち込む女性の先輩方が多く、さらにそうした女性医師の労働環境を守ろうとする当院の姿勢にとても勇気づけられています。
私は学生時代から消化器外科を選択肢の一つに掲げていましたが、当院の外科スタッフの豊富な手術経験と、日々臨床技術の最先端に挑んでいく姿にも感銘を受けております。私は現在、先輩とともに真皮縫合コンテストなどに参加し、手技の研鑽に努めていますが、時には悔しい思いをすることもあります。切磋琢磨の日々の中で基本的な技術を磨きつつ、また、当院でも行われている「da vinci」のような新しい技法を駆使する技術も身につけられるようになる日を夢見ています。
また、仕事上では厳しいのですが、オフタイムには先輩、後輩と誘い合って食事をしたり、遠足に出かけたりと心打ち解けた交わりを楽しめるのも、当院での研修生活の大きな喜びの一つです。