循環器内科の活動について 市川部長の論文が医学雑誌に掲載されました

お知らせ

市川部長の論文が医学雑誌に掲載されました

― 第90回日本循環器学会学術集会での報告と同時期に公表 ―

このたび、当科市川部長が執筆した症例報告が、International Heart Journalに掲載されました。今回の論文では、冠動脈瘤を伴う狭心症の患者さんに対する治療経過を取り上げ、治療後1か月、さらに1年後までの血管の変化を複数の画像検査で丁寧に追跡しています。論文では、良好な経過が確認されたことが報告されています。
 

今回の論文は、第90回日本循環器学会学術集会での報告と同時期に公表されました。日々の診療の中で得られた知見が、学会での報告に加えて論文としても広く共有されたことは、当科にとって大きな意義があります。
 

冠動脈瘤は、心臓の血管の一部がこぶのようにふくらんだ状態で、治療方針の判断が難しいことも少なくありません。今回の報告は、実際の臨床で得られた貴重な経験を、画像所見とともにわかりやすく示したものです。こうした一例一例の積み重ねが、今後の医療の質向上につながっていくと考えています。
 

当科では、日々の診療の中で得られた新たな知見を、積極的に世に発信していくことも大切な使命の一つと考えています。それは、患者さん一人ひとりとしっかり向き合い、丁寧に診療を重ねているからこそできることです。
 

また、今回のように部長自らが経験をまとめ、学会や論文という形で発信することは、若手スタッフにとっても大きな刺激になります。目の前の診療から学びを深め、それを社会に還元していく姿勢は、これからの医療を担う世代にとっても大切な学びになるはずです。
 

そして何より、今回の症例を医学雑誌への報告として公表することに快諾くださった患者さんに、心より感謝申し上げます。患者さんのご理解とご協力があってこそ、このような発信を通じて医学の進歩に貢献することができます。
 

これからも当科は、目の前の患者さんを大切にしながら、診療・教育・研究のそれぞれに真摯に取り組んでまいります。
 

論文情報 

Ichikawa M. Serial Intravascular Imaging of a Coronary Artery Aneurysm Treated with Biodegradable Polymer Drug-Eluting Stents. International Heart Journal. 2026;67:191-192.

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