お知らせ
2026年10月3日(土)、千里ライフサイエンスセンターで、第39回日本心臓血管内視鏡学会学術集会が開催され、当院循環器内科部長の市川 稔が大会長を務めました。全国から血管内視鏡や血管内イメージングの専門家が集い、診療・研究の成果を共有するとともに、熱のこもった議論が交わされました。
地域医療の最前線を担う市民病院の診療科部長が、全国規模の専門学会の大会長として学術交流を率いることは、当院にとって大変意義深い機会です。日々の診療から生まれる疑問や経験を全国の専門家と共有し、次の診療へとつなげる、地域の病院からの学術発信の場となりました。
テーマは「継ぐ眼、視る鼓動―心血管の未来を刻む内視鏡のまなざし」。冠動脈や末梢血管の一般演題に加え、若手セッション、分岐部病変や石灰化病変を取り上げたシンポジウムなどが行われました。血管内視鏡に加え、OCTやIVUSなど多様な画像診断の視点から、病変の捉え方や治療戦略について理解を深める一日となりました。
当院からもスタッフ医師や研修医が多数発表しました。若手セッションでは石灰化病変の治療前後やステント留置後の血管内視鏡所見を報告し、放射線科・末梢血管センターからは透析シャントに関する演題を発表しました。また、シンポジウムでの症例提示やセミナー講演などにも携わり、幅広い領域で当院の診療経験を発信しました。全国の専門家との質疑応答は、若手医師にとっても貴重な研鑽の機会となりました。
病棟看護師も参加し、医師とともに専門領域の知見に触れました。職種を越えて学びを共有できたことも、今回の学術集会の大きな収穫です。当院は、こうした発表や交流を通じて得た学びを日々の診療と人材育成に生かし、地域の先生方と連携しながら、よりよい医療の提供につなげてまいります。

学術集会会場にて 当院の参加メンバーによる集合写真
学会ホームページ: https://jacscopy2026.jp/