臨床研修医
臨床研修医プログラム
市立東大阪医療センター 初期研修プログラム
プログラムの特徴
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01
1年次で内科を4つ選択し、各々6週をローテート
(呼吸器内科疾患は救急外来からの患者を4グループで診療、⾎液内科疾患は⼆次的な貧⾎などを診療する)特徴
内科研修24週の間に内科選択診療科を回る
⇒1年次でできるだけ必須項⽬を経験できるように 血液内科も再開予定!
(脳神経内科、腎臓内科、総合診療科) -
02
外科8週間の中で、消化器外科、呼吸器外科、乳腺外科、⼼臓⾎管外科、⼩児外科を研修する
特徴
⼤阪府下16のがん診療連携拠点病院の⼀つに指定
⇒外科志望の⼈にも応えられるプログラム! -
03
救急は、⿇酔科4週、府⽴中河内救命救急センター(中救)4週のブロック研修に加えて、
年間6000台の救急搬送患者の夜間診療を並⾏研修で実施特徴
2年間を通して、内科(+外科)救急を上級医とともに夜間・休日診療で研修
⿇酔科・ICUでの⼿技勉強のための研修に加えて、希望者は中河内救命救急センターで3次救急の研修
(両施設とも⼤阪府下18の災害拠点病院の⼀つに指定) -
04
地域医療は、喜⾺病院 えとうクリニック 松本医院に加えて、北斗 十勝リハビリテーションセンター(帯広)、隠岐病院(島根)での研修も可能
特徴
近隣施設および連携施設の協力
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05
精神科は、院内でのリエゾンや外来での研修に加えて、小阪病院での⼊院患者の研修を⾏う
周産期センター、⼩児科での研修は以前から必修として自院で実施特徴
⼩児科研修中:⼩児科救急の副直あり
産婦⼈科研修中:産直の副直が可能 -
06
「選択診療科」受け⼊れ可能なすべての診療科から選択することが出来る
特徴
「選択診療科」は、すべての診療科から選択することができる。
⼤阪⼑根⼭医療センター、⼤阪はびきの医療センターでの2ヶ⽉間の呼吸器内科研修も可能!
各研修について
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内科
1年次の内科では内科系4つ診療科をローテートし、基本となる診療能⼒の習得に努めます。また、当センターの内科は専⾨医制度での基幹施設となっており、⼤阪⼤学系の他の強⼒な連携施設とともに、臨床研修から充実した研修が可能ですし、2年次に選択診療科で研修することで、専⾨医での症例に含めることもできるので、効率的です。また、経験できる症例は、学会発表するような稀なケースから、通常⼀般病院で診療するようなCommon Diseaseまで、幅広く研修ができ、最近5年間では10名が研修修了後に内科系の専攻医となっています。
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救急科
当院は2次救急指定病院で、年間の救急⾞搬送件数は約6000件にのぼります。上級医と⼀緒に当直業務を⾏い、この多様な救急搬送症例に対応することが、救急科の研修の中⼼となります。当直業務とは別に、4週間の⽇中のER救急研修や、⿇酔科とICUの研修も⾏います。また隣接する中河内救命救急センターで、3次救急医療について研修することも可能です。当院での2年間の研修が終わる頃には、⼀般的な救急対応と当直業務については⾃信をもって⾏えるようになり、その後どの診療科にすすんでも必ず役に⽴つスキルが身につきます。
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外科
当院外科には、消化器外科、呼吸器外科、乳腺外科、⼩児外科の各スペシャリストが多数在籍し、互いに協⼒して、⼿術や検査などを⾏っています。2019年からは、⼼臓⾎管外科が新設され、外科志望の初期研修医や専攻医にとっては、1施設で全ての外科疾患の経験ができることが最⼤の魅⼒だと思います。
「モノづくりのまち」として知られる東大阪市ですが、当センターは「ひとづくりの病院」を⽬指し、スタッフ⼀同、専攻医や初期研修医の指導に取り組んでいます。特に、外科では「できるだけやらせてみる」をモットーに、多くの若⼿外科医には関連病院でも最も多くの研鑽の場を提供していると⾃負しています。また、学術⾯での指導にも注⼒しており、毎年複数の初期研修医の先⽣が各種学会において優秀演題賞を頂いております。 -
小児科
小児科の研修は、どのようなイメージをお持ちでしょうか?子供は苦手・・・という先生方もいらっしゃるかも知れません。小児は確かに自分の症状を的確に伝えることができないため、診察が難しい面もあります。しかし回復すればすぐに元気になり、ご家族も安心されます。研修期間は短いですが小児の診察や診断方法を学ぶと共に、ご家族とのコミュニケーションの取り方を学んでいただきたいと思います。成人の診療科では経験することのできない研修ができると思いますので、積極的に取り組んでいただきたいと思います。
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産婦人科
現在、常勤医師7名で診療を⾏っています。当科は中河内地区の地域周産期センターであるとともに産婦⼈科診療相互援助システム(OGCS)参加施設として近隣の施設よりハイリスク妊婦の⺟体搬送や婦⼈科救急患者の受け⼊れを⾏っています。その⼀⽅で、がん拠点病院として悪性腫瘍に対する集学的治療を⾏うとともに、良性疾患に対する低侵襲内視鏡⼿術を積極的に施⾏しています。内分泌領域や東洋医学をサブスペシャリティとする医師もいますのでバランスの良い研修医療機関であると思います。
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精神科
当科は精神病床を有していない無床総合病院精神科です。病院全体のベッド数は500床を超えており、認知症やさまざまな精神疾患の⽅が⾝体疾患で⼊院してこられ、リエゾン精神医学必要な診療技術・経験・知識を得ることが出来ます。また、認知症ケアチームの運営や緩和ケアチームに参加しており、多職種協働が臨床の主体となっております。精神科医を志す先⽣⽅だけでなく、さまざまな診療科に進まれる先⽣⽅にも役⽴つ研修になると考えております。
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地域医療
地域医療は、近隣の喜⾺病院でのリハビリや⼀般診療及び訪問診療に同⾏することで、当センターと近隣の病院との地域連携の実際を経験します。また、希望があれば、北海道帯広地区の基幹施設である医療法⼈北⽃とその関連施設、島根県隠岐の島での隠岐病院での、本当の意味での地域を⽀えるライフラインとしての医療提供を経験することができます。恵まれた⼤阪以外の医療事情に接することは、きっと今後の医師としての活動にプラスとなると信じています。
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選択診療科
選択診療科は、1年次に6週、2年次に28週あり、希望により⾃由に選択診療科を選ぶことができます。すべての診療科では臨床研修指導医養成講習会を受講した指導医が責任をもってカリキュラムに沿った研修を⾏います。研修医によって、研修修了後に希望すべき診療科を⻑期間選択希望したり、逆に研修医のときに希望すべき診療科“以外”の専攻科をあえて選択希望するなど、さまざまです。
概要
プログラム名称 | 市⽴東⼤阪医療センター 初期研修プログラム |
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定員 | 7名 |
研修開始日 | 2023年4月1日 |
研修内容 |
1年次
内科系4つの診療科を6週間4クールでローテートし、さらに外科系も8週間で研修を受ける。 救急研修は、4週間⿇酔科で⼿技の訓練を受けた後、4週間上級医と救急搬送対応を勉強。 2年次 ⼩児科、産婦⼈科を各々4週間院内で研修。精神科は近隣の小阪病院での⼊院患者診療と、院内でのリエゾンチームでの活動、研修を併せて4週間⾏う。 |
年次報告等により都道府県へ届出を行った内容 | 省令施行通知様式第10(別表、別紙1~別紙4を含む) |
臨床研修病院としての役割・機能
当センターは基幹型臨床研修病院として厚⽣労働省の指定を受け、研修医を採⽤しているとともに、協⼒型臨床研修病院として他院の研修医の受け⼊れを⾏っており、協⼒施設と連携をとりながら医師の育成に取り組んでいます。将来の地域医療を⽀える医師育成のためご理解、ご協⼒をお願いいたします。
指定区分 |
基幹型臨床研修病院 協⼒型臨床研修病院(⼤阪⼤学医学部附属病院・奈良県⽴医科⼤学附属病院・名古屋市立大学病院・兵庫医科大学病院・新潟大学医歯学総合病院・信楽園病院との襷がけ) |
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研修理念
豊かな⼈間性をもち
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良質で安全な急性期医療を
提供することができる臨床医を育成する
基本方針
- 責任のある社会⼈としての素養を涵養する
- 多職種と連携した、全⼈的チーム医療を実践する
- プライマリケアに加えて⾼度の医療知識・技術を修得し、中河内地域の医療に貢献する
- 学術活動を含む充分な研修が⾏えるよう、環境を整備する
ご挨拶
臨床研修は、まずは当センターのように、幅広い疾患、Common Disease を経験できる病院で研修することが、今後の医師⼈⽣を送る上で⼤切です。当センターは、隣接する⼤阪府⽴中河内救命救急センターを管理しており、中河内⼆次医療圏随⼀の基幹施設として診療を⾏っている⼀⽅で、⼤阪⼤学と奈良医⼤の医局に所属する診療科が混在し、診療科間の垣根がなく、協⼒して診療が可能である点で、積極的な⽅はもちろん、あまり積極的でない性格の⽅でも楽しく研修ができます。また、⼤阪⼤学、奈良医⼤はもちろん、兵庫医⼤、近畿⼤からも学⽣実習を受け⼊れており、教育指導に熱⼼なことも特徴の⼀つです。このことはいまだに研修中断した研修医が皆無である点でも証明されています。臨床研修修了後も引き続き専攻医の研修も可能ですし、実際最近5年間で修了した研修医27名中12名が残って専攻医となっています。興味のある診療科があれば、ぜひ⼀度雰囲気を味わいに来てください、臨床研修センターを通じて⾒学の申し込みを⼼よりお待ちしています。⼤阪の繁華街にも意外に近いです!
院長中 隆
当センターの臨床研修に関するご意⾒をお聞かせください
当センターにおける医師臨床研修に関してお気づきになられたことがございましたら、臨床研修センターまでご意⾒をお寄せ下さい。
また医療従事者の皆様からのご意⾒も承っております。
お寄せいただいたご意⾒は、臨床研修管理委員会などにおいて検討させていただき、当センターの臨床研修の向上に役⽴てていきたいと考えております。
臨床研修センター事務局
byoinsomu@higashiosaka-mc.jp