心臓血管外科

ご挨拶

⾼齢化社会を迎え、循環器疾患が急増している中、外科的治療が必要となる患者様も年々増加しております。⽇本においては年間60,000⼈以上の患者様が⼼臓⾎管外科⼿術を受けられています。また⼿術も従来から⾏っていた⼈⼯⼼肺を⽤いた開⼼術から、⼤動脈ステントグラフトや経カテーテル的⼤動脈弁置換術などカテーテルを⽤いた低侵襲⼼臓⼿術も爆発的な勢いで増えています。そのような中、⼼臓⾎管外科ニーズが増えているにも関わらず、近年研修医の先⽣⽅の外科離れは深刻で、特に⼼臓⾎管外科は、⾁体的にも精神的にも⾮常にきつい(と噂され)、敬遠されがちな診療科の代表選⼿でした。確かに⼤変な部分もありますが、⼼臓⾎管外科⼿術を必要とする患者様は、息切れや胸痛など⽣活活動を制限されたり、また⼤動脈解離、破裂など⼀秒をあらそう患者様が多く、⼼臓⾎管外科⼿術を受けられ、元気に⽇常⽣活にもどられたり、また救命される姿は何事にも代えがたい医師として喜びを感じることができるものであると⾃信をもってお伝えできます。さあ皆様が循環器疾患に悩まれる患者様の救いの⼿になれるよう⼀緒に頑張りませんか?

部長⼭内 孝

研修の特徴

当院⼼臓⾎管外科は⼤阪⼤学医学部⼼臓⾎管外科の関連施設として2019年8⽉より⼿術が開始となっております。当院はカテーテル治療も同時に⾏えるハイブリッド⼿術室も完備しており、術後管理を⾏う10床のICUも新設されました。⼿術内容としては、従来の⼈⼯⼼肺を⽤いた開⼼術や、胸部⼤動脈解離、破裂などの胸部⼤動脈瘤疾患、そして⼤動脈ステントグラフトなどの経カテーテル的治療の経験も最先端治療も可能です。また閉塞性動脈疾患や終末期腎不全などの患者様の末梢⾎管治療も多いのが特徴です。当院⼼臓⾎管外科の研修基本⽅針、⽬標は、⽇々の診療のなか「⼿術ができる」医師だけではなく、患者様にどれだけよろこんでいただける医師になるか?を常に考え、また学術活動などにより、⾃分たちが実際診療させて頂く患者様以外にも論⽂などにて世界に役⽴つ知⾒を発信できる⼼臓⾎管外科医になることです。

概要・実績

在職医師

部長 ⼭内 孝 -⼼臓⾎管外科専⾨医認定機構 ⼼臓⾎管外科専⾨医
-⼼臓⾎管外科修練指導者
-胸部⼤動脈ステントグラフト指導医
-腹部⼤動脈ステントグラフト指導医
-⽇本外科学会 専⾨医
医長 ⻑⾕川 幸⽣ -⽇本⾎管外科学会認定 ⾎管内治療医
-下肢静脈瘤⾎管内焼灼指導医
-腹部⼤動脈ステントグラフト指導医
-浅⼤腿動脈ステントグラフト実施医
-弾性ストッキング・コンダクター認定
-⽇本外科学会 外科専⾨医
-⽇本脈管学会 脈管専⾨医
医員 ⼭本 臨太郎 -⽇本救急医学会 ICLSコース認定

症例数

開⼼術 44例 内訳(弁膜症⼿術28例、⼤⾎管⼿術8例 、冠動脈疾患5例、その他3例)
末梢⾎管 20例
経カテーテル的⼤動脈⼿術 7例 内訳(胸部2例、腹部5例)

(2019年8⽉13⽇~12⽉31⽇実績)

学会・研究発表

学会
  • - ⼭内 孝 急性A型⼤動脈解離におけるFrozenix open stent graftのSINE回避のためのsize選択 関⻄胸部外科学会セミナー
研究発表
  • - Takashi Yamauchi Equation Estimating the Predissected diameter of ascending aorta for acute type A dissection Annals of thoracic surgery 108;481-490 2019
  • - Takashi Yamauchi Risk factors for mortality and morbidity of surgical aortic valve replacement for aortic stenosis Circulation reports 1;131-16 2019