乳腺外科

ご挨拶

市⽴東⼤阪医療センターは⼤阪府に14機関ある国指定の地域がん診療連携病院として、すべての乳癌患者を受け⼊れ、専⾨医2名による確実な診断、標準治療を提供、また東⼤阪市⺠に乳癌予防と早期発⾒、Breast awarenessの啓蒙を⾏います。また2018年10⽉当院は厚労省からがんゲノム医療連携病院の指定を受け、⼤阪⼤学医学部と連携して標準治療を終えた乳癌患者に癌遺伝⼦パネル検査、コンパニオン診断としてのBRCA1/2遺伝⼦検査を⾏っています。

病期Ⅳ乳癌患者にもホルモン剤や分⼦標的薬など副作⽤の軽い治療を⾏い、良好なADLを確保する。また、がん看護外来、医療相談、緩和医療、病診連携、などの提供により安⼼できる在宅医療をコーディネートします。

部長古妻 康之

研修の特徴

2019年度、当科の全⿇⼿術例は132例でした。そのうち25例は再・追加⼿術または良性疾患で、乳腺原発、悪性腫瘍に対する⼿術は107例でした。乳房温存率は67.3%でした。⽇本乳癌学会、単独認定施設の当院で、乳癌学会認定医・専⾨医を取得できる⼗分な症例が確保されています。また、⼼臓外科もあるため、外科専⾨医を取得するにも好条件です。さらに、緩和病棟、外来化学療法室も完備しております。

概要・実績

在職医師

部長 古妻 康之 -日本外科学会認定 外科認定医・専門医
-日本乳癌学会認定 乳腺認定医・専門医・指導医
-日本乳がん検診精度管理中央機構認定 検診マンモグラフィ読影認定医師
-日本乳癌検診学会 評議員
医員 坂口 真理子 -日本外科学会認定 外科専門医
-日本乳がん検診精度管理中央機構認定 検診マンモグラフィ読影認定医師
がんゲノム医療センター長 富永 修盛 -日本外科学会認定 外科認定医・専門医
-日本乳癌学会認定 乳腺認定医・専門医・指導医
-日本大腸肛門病学会認定 大腸肛門病専門医・指導医
-日本乳がん検診精度管理中央機構認定 検診マンモグラフィ読影認定医師
-日本乳がん検診精度管理中央機構認定 乳がん検診超音波検査実施・判定医師
-兵庫医科大学臨床教育教授
-日本乳癌学会 評議員
-近畿外科学会評議員

症例数

全⿇酔⼿術例 132例(内25例は再追加⼿術、良性疾患)
乳腺原発・悪性腫瘍 107例
乳房温存率 67.3%

(2019年実績)